オドレオドレ

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迷惑千万

20070130001530
たまたま近所のブックオフに行って、たまたま新・巨人の星を手にしたら台詞の至る所に赤線が引いてあった
その箇所に何の意味があるのか全く以て不明だけれども、そんな本を買い取るなよ
前も表紙と中身が違う参考書を見かけたぞ
そんなの買ったら迷惑だよな

その参考書は小遣い欲しさに中学生が売りに出したものだった
「先月、携帯電話を使いすぎちまった」
決して貧しくもない家庭で育てられてきた彼だったが、中学生であるが故、小遣いは毎月決められた額を両親からもらうことになっていた
その中には、毎月の携帯電話の使用料も含まれている
使いすぎれば当然自由に使える額が減ってしまう
毎月一定の使用料で収めてきたが先月は、友達グループの一人の絵梨子といい感じになり、通話とデコメールで使いすぎてしまった
結局気付いたら何事もなく、友達となってしまっただけに、現状の貧困さがなおのこと辛い
決まりごとに厳しい母親から小遣いの前借りを頼むなんて暖簾に腕押しなのはわかっている
もともと中学生が携帯電話を持つこと自体家族から反対されている
例外は認められない、払うことができなければ携帯電話の解約を迫られる
それだけは絶対阻止したかった

こうなると誰にも頼ることはできない
やはり自分で解決する他なく必死で考えた
取り敢えず自分の身の回りのモノを売り払う事にした
要らないものを並べたその中に、表紙のない参考書があった
表紙がないと買取額が下がると思い、大学入学を目指す姉が懸命にアルバイトをして購入した高価な参考書の表紙を、不在の時を狙い本棚から盗んだ
「これならサイズがぴったんこ」
こうして表紙と異なる参考書が店頭に並んだ

「絶対合格しなきゃ」
父親のいない貧しい家庭の高校生は、国立の大学を目指していた
「大学に入って、いい仕事に就くんだ。そして働き詰めで体を壊してしまった母さんに楽をさせてやるんだ」彼は確固たる意志を持っていた
担任に奨められた大学の特待生は、学費が全額免除となるが狭き門、トップクラスの成績で合格しなければ、大学生になることは不可能であった
それは本人が一番わかっている
放課後、いつものようにブックオフの参考書コーナーで立ち読みで勉強していると、高価な参考書に格安の値札が付いていた
「この値段なら僕のお小遣いでも買えるぞ」
その学生は嬉しさのあまり中身を確認せずにレジに走って行ってしまった
そして家の勉強机に向かって一人叫んだ
「これ、中身が中学生のだよ!」
不幸にもレシートは捨ててしまっていた…

こんな悲しいことがあったかも知れない
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Comment

[386]

・・・おもしろいなあ。。。

[387]

そのコメントには哀れみが含まれてるよね
\(^_^ )( ^_^)/どーもどーも

[388]

ワタシは、アナタの文章能力に、脱帽だよ。すごい食い入るように読んじゃったよ。妄想キング万歳!!

[389]

自分の事書くって、やっぱリアリティあっていいよね?

[391]

KONG>
携帯電話で長文は辛いでやんす
改めて全体を見直すと、なんだかアナだらけなのね~

皆樹>
ぶっとばしてえよ…

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